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地域のスマムニに親しむ

講師の東大浜剛さんとともにスマムニカルタを楽しむ石垣小の児童ら=25日午後、同校図工室

 石垣市教育委員会いきいき学び課が主催する「石小つなぎっ子スマムニ教室」が18日から石垣小学校図工室で始まり、同校児童7人が講師の東大浜剛さんとともに楽しく地域のスマムニ(方言)を学んでいる。

 「石小つなぎっ子」は同課の「地域学校協働活動」の一環で、放課後に学校の使用可能教室などを利用して、地域住民などが子どもたちにさまざまな学習や体験活動の機会を継続的に提供していくもの。スマムニ教室は昨年に続き2年目で、毎週水曜の午後3時から1時間、同校の1~6年生を対象にしている。

 2回目となった25日はクリ(これ)、カリ(あれ)、ウリ(それ)の指示詞や、ユー(です)、ドー(だよ)の文末表現、ノーリャ(なんなの)といった疑問文の表現などを勉強。「クレーノーリャ(これは何)」、「クレーダイクニドー(これは大根だよ)」など実用的な会話を学んだ。野菜や生き物の語彙を使ったスマムニかるたを楽しんだほか、自己紹介にも挑戦した。

 初めてスマムニを学ぶという黒島安響さん(1年)は「(標準語と)けっこう違って大変だけど楽しい。もっと覚えたい」と意欲。

 昨年に続き2年目の受講となる仲座光紀さん(4年)は「教室に参加するまでスマムニを聞いたことなかったけどかるたで楽しく学べるので自然に覚えられた」と成長を実感。身近では祖父母がスマムニで会話しているといい、「話せるようになって好きな色とかいろいろ聞いてみたい」と笑顔を見せた。

 東大浜さんは「昨年はたくさん語彙を教えたのでことしは短い文章を教えたい。子どもたちにはスマムニは楽しいという印象を持ってほしい」と期待した。

 教室は来年2月末までの全24回を予定、同課は参加者の追加募集を行っている。問い合わせは同課(83―0373)まで。

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