秋の全国交通安全運動初日の21日、豊橋市東田町の豊橋競輪場で交通安全イベントが開かれた。白バイや自転車の乗車体験があり、多くの人が来場した。

　「親子で交通安全を考える機会にしてほしい」と豊橋競輪場が企画。三河地区でオートバックスをフランチャイズ展開する「クライム」や豊橋署、日本自動車連盟愛知支部が協力した。

白バイ乗車体験や啓発グッズ配布も

　豊橋署のブースでは、子どもらが白バイやパトカーに乗車してポーズを決めるなど、記念撮影を楽しんだ。夕暮れ時の事故発生が懸念されるため、かばんにつける反射材や啓発チラシを渡し、歩行者には反射材の着用、ドライバーには早めにライト点灯を呼び掛けた。

白バイに乗る子ども＝豊橋競輪場で

　同市大岩町の自転車ショップ「カントリーモーニング」のブースでは、自転車の乗車体験。子どもたちは保護者やスタッフのサポートを借りながら、自転車でアップダウンのあるコースを走った。

　小さな子と来場した40代女性は「安全な自転車の乗り方を学べて良かった。夜は反射材をつけたい」と話した。

自転車の乗車体験（同）