ヤエヤマヤシの苗を贈る岸本直也会長（左から3人目）と宮良英勝会長（同2人目）＝20日午後、石垣市役所応接室

　名護21世紀ビーチに千本のヤエヤマヤシを植える会（岸本直也会長）と石垣ヤエヤマヤシの会（宮良英勝会長）は20日、石垣市にヤエヤマヤシの苗5本を贈呈した。

　カンヒサクラやヤエヤマヤシを通した石垣市と名護の交流事業は2011年から始まり、今回贈呈された苗は八島小学校近隣の緑地公園に植樹する。

　中山義隆市長は「子どもたちや地域の方たちの憩いの場所として、景観もよくなる。観光資源としての活用にも期待できる」と述べ、岸本会長はヤシやサクラでの交流を通して「未来永劫、名護と石垣市がお付き合いをできれば」と話した。

　今回の分を含めて石垣市へのヤエヤマヤシの苗は1203本、カンヒサクラは116本を贈ったことになる。

　両会は「石垣市みどりのまちづくり行政と市民、企業が協働するリーディングプロジェクトの推進を求める要請」も行った。