「碧が広」をPRする近藤さん(右)と十河さん
帯広市緑ケ丘公園の魅力向上を後押ししようと、ビール好きの市職員有志グループが考案した、公園で飲むとおいしいクラフトビール(酒税法上は発泡酒)「碧が広(みどりがひろし)」が完成した。
同公園の魅力向上を市民レベルで盛り上げようと、市都市政策課主任の近藤広大さん(38)らが5月に「Greenpark Beer Drinking Parties」を結成。地ビール製造の帯広ビール(帯広)に製造を依頼した。
ビール醸造家の十河文英さんが醸造を担当し、飲む時間帯別に3シリーズが完成した。午前中に飲む「今は11時」はライトな飲み口、「もう14時」は重め、たそがれどきの「まだ18時」はミディアムな味わいに仕上がっている。
「碧が広」のネーミングは、帯広町議として緑ケ丘公園開設に尽力した小泉碧氏と、近藤さんの名前から仲間が命名した。近藤さんは「取扱店を増やして市民に手に取ってもらい、緑ケ丘公園を考えるきっかけになってくれたら」と話す。
現在は「カフェ&バーヌプカ」(市西2南10)と「pontdoux」(同)で販売中。公園で飲んでもらえるよう、瓶での販売に向けた準備も進めている。
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