体に優しい総菜カフェ 「たちばなdeli」 鹿追で開店
総菜カフェ「たちばなdeli」が12日、鹿追町泉町3丁目にオープンした。十勝産食材を中心に、ナチュラルフードコーディネーターの資格を持つ店主の濱口愛枝さん(51)=鹿追町在住=が体に優しい“食”を提供する。
総菜カフェをオープンした濱口さん
濱口さんが手作りした家庭料理を総菜として販売する。野菜とトマトのチキン煮込みやゴボウのきんぴら、にんじんサラダなど、なじみのある料理に麹(こうじ)を使った優しい味付けが特徴だ。
総菜は日替わりで、価格は容器の大きさごとに421円、313円、205円の3種類(いずれも税込み)。ご飯とみそ汁も販売しており、総菜を購入して店内の客席(4席)で飲食もできる。
濱口さんは愛知県出身。2004年に産業研修生として来町し、笹川地区で農家を営む夫と結婚して移住した。妊娠をきっかけにナチュラルフードや発酵食品、薬膳などに興味を持ち、2年ほど前から総菜カフェの開業を目指してきた。
当面は1人で営業を続ける。濱口さんは「慣れてきたらドリンクメニューなども追加して、(店舗併設の)ウッドデッキも開放したい」と構想を練っており、「町のお年寄りから子どもたちまで気軽に集まってご飯を食べる、そんな場所にしていきたい」と意気込んでいる。
カフェは水曜と土・日・祝日が定休。営業は午前11時半から午後3時まで。売り切れ次第閉店。問い合わせは同店(080・4507・0030)へ。
店舗外観
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