児童が夏の野鳥観察
フィールドスコープをのぞき込み、みんなで野鳥を観察する大本小の児童ら=12日午前、新川川河口
大本小学校(與世山操校長、6人)は12日午前、石垣青少年の家の佐野清貴さんを講師に「夏の野鳥観察」を行った。児童らは川河口、水田などで双眼鏡やフィールドスコープを使って野鳥を観察した。
同校は年間を通して野鳥観察を続けており、四季ごとに年4回の調査を行っている。
この日は名蔵ダム、新川川河口、平田原水田、バンナ公園の水鳥観察場で実施。子どもたちは野鳥を探して観察し、佐野さんに聞いたり図鑑を確認したりして記録を取った。
2年生の當銘由羽さんは「新川川河口ではミサゴが魚を捕まえるところが見られた。田んぼでは鳥をたくさん見ることができたのでよかった」とうれしそう。
6年生の梅田ももさんは「あまり見ることがないアオサギとシロハラクイナの子どもを見ることができた。シロハラクイナは親鳥と一緒に行動しているところを見られたので研究にも生かせたら良いなと思う」、柴田綾子さんは「川ではサギが多く、水田は小さな鳥が多かった。今度は鳥の飛び方などに注目して観察したい」とそれぞれ述べた。
講師の佐野さんは「渡り鳥が来ていて秋の気配があった。子どもたちも自分たちでいろいろ調べて、自主的に活動しているので楽しみながら続けてくれたら」と語った。
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