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長野日報社

茅野市宮川、金沢で猿被害増加 効果的「追い払い」へ市が調査開始 長野県

長野県の茅野市宮川、金沢でニホンザルによる農業や農産物への被害、目撃情報が再び増え始めており、市農林課が調査を始めた。今月上旬、同市宮川地区内の山林の入り口付近におりのわなと監視カメラを設置した。今後捕獲し、通信機器を取り付けて行動を把握。効果的、効率的な追い払いの計画づくりに役立てる考え。

同課によると、猿に関する苦情や通報は2021年度に38件、22年度に26件だったが、昨年度は45件に増え、今年度は7月までの3カ月間で12件となっている。家庭菜園への被害は以前からあったが、昨年はトウモロコシ農家の畑で被害が確認された。金沢地区で大規模な追い払いが行われて以降、被害は抑えられていたが、近年再び目立ち始めているという。

同市宮川の別荘地では、人家の敷地内での目撃情報が相次いでいる。収穫した野菜などをバルコニーに置いておいたところ、食べ散らかされたり、持ち去られたりしたという被害が確認された。そのうちの一人、小澤悦子さん(68)は自宅敷地内での目撃だけでなく、同地区の西茅野区内に借りた畑で栽培した有機野菜にも被害が出た。畑は山林近くにあるが、周囲には住宅が並び、公園もある。個人レベルで対策を取っているが、効果は限定的で「収穫を楽しみにこだわりを持って育ててきた。あともう少しで収穫というところで持っていかれた。頭にくる」と憤慨した。

同課によると、ニホンザルは雌と子どもの集団に雄が加わったり離れたりして形成されているという。このため、捕獲対象は大人の雌という。農産物などへの被害は今後も広がる可能性があるとし、同課は調査結果を基に対策を取るほか、市民に対しては「今のところ、人に対して強い警戒心を持っているので、無理のない範囲で良いので人慣れしないように追い払ってほしい」と呼び掛けた。

農産物の保護には電気柵が有効だが、市の補助事業の対象は3人以上の農業者で組織する団体向けで、個人の対策に対する補助はない。

茅野市が猿の捕獲用に設置したわな

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