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長野日報社

八ケ岳はらむらワイナリー 日本ワインコンク銅賞 長野県

「日本ワインコンクール2024」で銅賞を受賞した白ワインを手にする鎌倉さん

 「信州ワインバレー構想」の一角として2023年に誕生した「八ケ岳西麓ワインバレー」。1000メートル近い標高を生かしたワイン造りが推進され、早くも国内で認められる品質の”美酒”が誕生し始めている。今年7月に山梨県で実施された「日本ワインコンクール2024」の「欧州系品種・白」部門では、昌栄が運営を手掛ける「八ケ岳はらむらワイナリー」(原村柏木)の「星降るワイン2023年シャルドネ」が銅賞を獲得。同ワイナリーで醸造責任者を務める鎌倉宏吉さん(57)が3日に村役場を訪れ、牛山貴広村長に受賞を報告した。

 日本ワインコンクールは、国産ぶどうを100%使った「日本ワイン」を対象としたコンクール。日本ワインの認知度や品質の向上を図り、03年から実施している。今年の「欧州系品種・白」部門には全国から計219点が寄せられ、このうち86品が入賞した。

 鎌倉さんによると、受賞酒には「きりっとした」かんきつ類を思わせる酸味があり、全体的に厚みがあることが特徴。鳥の唐揚げをはじめとした揚げ物料理全般や、白身魚のカルパッチョなどとの組み合わせに優れるという。

 同ワイナリーでは現在、県内産のブドウを取り寄せて醸造しているが、今年の秋ごろからは自社で栽培、収穫したものを使用できる見込みだ。

 「2年目で造ったワインで受賞できたことは大きな励みになる。日本を代表する老舗ワイナリーが名を連ねる受賞リストに載れて光栄だ」と鎌倉さん。「地域一帯で品質の良いワインを生産していることをより周知したい」と語った。

 牛山村長は受賞を祝福し、同ワインバレーを「可能性にあふれている」と高く評価。「村としても全力で後押ししていきたい」と述べ、ワインを通じた地域振興に向け期待を高めた。

 受賞酒は750ミリリットル2860円。問い合わせは同社ワイナリー事業部(電話0266・78・5812)へ。

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