本別きらめきタウンフェスティバル(利別川河川敷特設会場、8月31日、9月1日)に合わせ、本別町内の菓子製造販売「くり豆本舗」は、北海道バーチャルアイドル「北乃カムイ」とコラボした商品を復活させる。希少な「くり豆羊羹(ようかん)」を北乃カムイのパッケージであしらい、50本限定で販売する。
本別きらめきタウンフェスティバル会場で限定販売される、北乃カムイとコラボしたくり豆羊羹
50本限定で復活 31日、9月1日 きらめきフェス
くり豆本舗は本別砕石工業(内田智大社長)のスイーツ事業部が運営し、和菓子ブランド「ぽんとぺんぺ」を展開。主力商品のようかんや甘納豆を根強く支持しているシニア層に加え、若年層の掘り起こしを図っており、道内経済人らでつくる「北乃カムイプロジェクト」とのコラボが実現した。2022年にJR帯広駅内のとかち物産センターや管内道の駅などで販売し、今回が2回目となる。
北乃カムイはSNS(インターネット交流サイト)で人気を集めており、道内企業とコラボした納豆や炭酸飲料「ガラナ」を商品展開。広報担当者は「北乃カムイを通じ、『日本一の豆のまち』の本別町や和菓子が、日本や世界に知られるきっかけになれば」とし、「ようかんはマラソンランナーの栄養補給や夏場の脱水症状にも良いとされている」とPRしている。
くり豆本舗のくり豆羊羹は本別産の希少なくり豆を使用。防腐剤や添加物は使っていない。糖度は65度で甘過ぎず、くり豆そのものの風味も残っている。秋田英樹専務は「お祭り会場にはさまざまな人が来る。若者にも興味を持ってもらえれば。今後は冬バージョンなど第2、第3弾も考えている」と話す。
今回は本別砕石工業のブースで、1本(65グラム)400円で販売。ガラナもある。ようかんのパッケージには北乃カムイのほか、本別町のマスコットキャラクター「元気くん」も描かれている。北乃カムイの缶バッジも4種類あり、購買者にプレゼントする。
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