名曲の数々を宇崎さんと 地元アーティストと共演、次世代へ歌いつなぐ【宇部】
「宇崎竜童-名曲の数々を次世代へ」が11日、宇部市の記念会館で開かれた。日本の歌謡界をリードし多くのヒット曲を残してきたミュージシャンがギター1本で奏で、名曲の数々を熱唱。フィナーレでは地元のアーティストらと共演し、集まった400人の音楽ファンを熱狂させた。市文化創造財団(渡邊祐二理事長)主催。
歌謡界で多くのアーティストに楽曲を提供してきた宇崎さんが、共演を通して名曲を次世代へつなぐプロジェクトとして開催。ライブは2部構成で行われた。
第1部には地元の音楽家が登場し、それぞれ2曲を演奏した。最初に主催者依頼枠として出演した慶進中・高合唱部が「歌い継がれてゆく歌のように」「君とみた夏」で声を合わせた。公募で選出された音楽家の藤村竜馬さん、ピアニストの髙山律子さん、バンドの「Pon-New。」が次々に登壇し、宇崎さんが作曲を手掛けた名曲を中心に披露した。
第2部は宇崎さんのソロライブでスタート。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを一躍メジャーにした「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」から始まり、山口百恵さんや研ナオコさんに提供したヒット曲を、ロックやブルース調にアレンジして歌った。手拍子や歌の掛け合いで会場は一体に。「さよならの向こう側」でマイクをステージ上に置いて退場するパフォーマンスに、会場は惜しみない拍手を送り続けた。
フィナーレは、宇崎さんと参加者全員が「生きているうちが花なんだぜ」を歌い、幕を閉じた。
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