望遠鏡づくりに夢中

お菓子の空き箱や老眼鏡を使った望遠鏡づくりに夢中の参加者ら=11日午前、平得公民館(平得婦人会提供)
石垣市の平得婦人会(金城勝子会長、会員約60人)は11日午前、平得公民館で「ぴさい婦人学級~望遠鏡をつくろう~」を開催した。親子連れなど43人が参加し、講師の友利始夫さん(63)の指導を受け材料費500円以下で望遠鏡を製作した。
友利さんは、身近な物を利用して望遠鏡が作れることを紹介。子どもたちは、円柱型をしたポテトチップスの空き箱と画用紙、100円均一ショップの老眼鏡や虫眼鏡を使用して望遠鏡づくりにチャレンジ。
鏡筒本体は、画用紙を円柱状に丸めて外側をポテトチップスの空き箱で補強。対物レンズに老眼鏡、接眼レンズはルーペ(虫眼鏡)を代用し、手づくりの望遠鏡が出来上がった。
母親らと参加した新城志弦ちゃん(6)は、接眼レンズの取り付けや接着剤の接着に手こずったが、納得の望遠鏡を完成させ、「今日の夜、この望遠鏡で星や月を見たい」とうれしそうに話した。
平得婦人会は、石垣市教育委員会の委託事業の一環で類似の活動を行っている。今年度はアロエせっけんづくり、お茶会体験など事業を8回計画している。
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