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北羽新報社

能代市で特産ミョウガの収穫・選別作業本格化

家族や親類も手伝って選別作業に汗を流した(能代市荷八田地内で)

 能代市で、ミョウガの収穫が本格化してきた。生産者の高齢化や天候不順などの影響で、生産量は減少が続いているが、農家は少しでも多く高品質なミョウガを出荷しようと、丁寧に収穫・選別作業に汗を流している。
 同市荷八田地内の約15㌃で栽培する男性(65)は今夏、7月下旬に収穫を開始。週3、4回作業に当たり、収穫量は1日当たり10㌔ほど。昨夏の大雨と高温・干ばつのダメージが残る株もあり、収穫量は多くないが、春は天候に恵まれたため品質の良いものが多いという。
 10日は、自宅に隣接する作業所で選別を行った。夏休みで帰省中の孫や親類の手伝いを得て作業を進めた。この日はスーパーへの出荷用で、収穫のピークを見込むお盆明け以降は、生産者部会に所属するJAあきた白神への出荷を本格化させる。
 男性は35年ほど栽培を続けている。ここ数年は、根茎腐敗病や夏の高温などの影響で収量が減少傾向という。今年は高温対策の遮光ネットをJAと協力して畑に設置するなど、収量と品質の維持に向けた試行に取り組んでおり「できる限りのことをして栽培を続けていきたい」と話した。
 同JAによると、今夏の集荷は7月下旬に始まった。「白神みょうが」のブランドで市場に売り込み、平成初期の販売額は3億円ほどで推移するなど産地規模が拡大したが、近年は根茎腐敗病の発生や高齢化による人手不足などの影響により縮小。昨年度の販売額は1940万円で、記録が残る昭和57年以降で最少だった。市農業技術センターが病害の発生予防に向けた試験栽培を試行するなど、JAと連携して産地の維持に向けて取り組んでいる。

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