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卓球普及へ「山田たかお杯」 長野県伊那市で来月8日、新たな大会創設

ダブルスを組んでいた当時の山田たかおさんと齋藤浩明部長(右)(齋藤浩明さん提供)

 卓球を愛するタレントで、テレビ番組「笑点」の座布団運びでおなじみの山田たかおさんを冠にした「第1回山田たかお杯伊那招待卓球大会」が9月8日、長野県伊那市のロジテックアリーナで開かれる。伊那市スポーツ協会卓球部(齋藤浩明部長)が卓球の普及につなげようと、山田さんの協力を得て新たな大会を創設した。伊那市や上伊那地域に特化した「準オープン大会」で、15日まで出場選手を募集している。全国トップクラスの選手も招待し、初開催の大会を盛り上げる計画だ。

 山田さんは、三遊亭小遊三さんら落語家でつくる「らくご卓球クラブ」に所属。20年ほど前の世界ベテラン卓球大会で対戦した齋藤部長と意気投合し、4大会にわたってダブルスを組んで出場した。大会は、伊那市を拠点に卓球の普及に取り組む齋藤部長が山田さんに提案し、快諾を得て実現した。

 当日は男女のシングルスとダブルスの4種目を繰り広げる。山田さん本人の大会出場は調整中という。招待選手は、ニッパツ(日本発条、横浜市)に齋藤部長が勤務していた縁で、全国上位の戦績を残した横浜隼人高校(横浜市)出身の女子選手2人が出場する予定だ。

 齋藤部長(62)は「卓球の競技人口が減っている中で、山田たかおさんを冠にした大会を通じて『卓球って面白そうだな』と思う方が少しでも増えていただければ」と期待を寄せる。中学校の休日部活動の地域移行が検討されていることにも触れ、「地域の卓球を盛り上げるきっかけになれば」と話している。

 出場資格は伊那市在住・在勤・在学者を優先し、上伊那卓球連盟の所属選手やOB、卓球愛好者も出場可能とした。人数制限が設けられていて、出場優先順は主催者に一任となる。

 申し込みは15日までに、同協会卓球部(メールinasportstabletennis@gmail.com)へ。

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