
漁の解禁初日に諏訪湖漁協に集められたテナガエビ
諏訪湖のテナガエビ漁が解禁され、諏訪市渋崎の諏訪湖漁協に1日朝、漁師29人が合わせて15・1キロを初出荷した。解禁初日の水揚げ量は昨年並みで解禁後数日間の平均と比べると少なめという。
同漁協は今季もエビ漁用の「えびかご」と呼ばれる漁具の使用を1人50個を上限とした。この日、漁師たちは早朝のひんやりとした空気の中で、前日に浅瀬に仕掛けたかごを次々と引き揚げた。
漁協に集められたテナガエビは出荷箱の中でぴちぴちと跳ねた。大きさは8センチ前後。資源の保護の観点から漁期は今年も1カ月とする考え。武居薫組合長によると、昨年6月の漁獲量は前年の約半分程度となる300キロだった。今年も「良くても昨年並み。湖の環境が壊れている。エビにとってみれば、捕食者からの逃げ場が湖内にない状況」と厳しい見方を示した。
テナガエビは川魚店を通じ、ホテルや飲食店などに販売される。小松屋川魚店(岡谷市本町)の小松善彦さんは「テナガエビを待っている人はたくさんいる。エビを含め、昔のようにたくさんの生き物が生息する諏訪湖に戻ってほしい」と話していた。
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