全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

食べて「潮ごり」 まんじゅう新商品 田辺市の和菓子店

熊野詣での風習をイメージして作った「シオゴリまんじゅう」(和歌山県田辺市下屋敷町で)

 かつて熊野詣での際、田辺市の浜で海水を浴び、心身を清めた「潮ごり」。和菓子店「菓匠二宮」(和歌山県田辺市下屋敷町)は、この風習にちなんだ「シオゴリまんじゅう」の販売を始めた。丸く白いまんじゅうの中は、塩がアクセントのこしあん。「食べる潮ごりを定着させたい」という。
 「シオゴリまんじゅう」は、塩を混ぜ込んだあんを真っ白な皮で包んでいる。「あんに塩を混ぜる製法は昔からあるが、これだけ塩が入っているのは珍しい。甘塩っぱい味が癖になる」と話す。丸くて白い形状は、けがれが落ち、角が取れて浄化された姿をイメージした。
 パッケージは、熊野詣でで唱える「六根清浄」をイメージ。1箱6個入りで、六根(目、耳、鼻、舌、身、意)をキャラクター化し、それぞれが潮を浴びる様子をイラストで表現した。「全6種類食べると、身も心を清められる」とアピールしている。
 「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念し、デザイナーと1年がかりで開発した。二宮茂樹社長は「旅の前に潮を浴びるのは大変。代わりにまんじゅうを食べてもらえればうれしい。かわいいデザインで、お土産にもぴったり。贈り物にも広く使っていただきたい」と話している。

関連記事

紀伊民報社

第三セクター解消、民間へ 町が財団法人脱退 白浜はまゆう病院

 和歌山県白浜町は18日、赤字が問題になっている白浜はまゆう病院を運営する公益財団法人白浜医療福祉財団(理事長・大江康弘白浜町長)から脱退し、第三セクターを解消する意向を示した。今月末ごろに財団...

母校の姿を動画に 放送局の技術生かし製作 穂別高

 2026年度で閉校するむかわ町穂別の穂別高校(福田敦校長)で、放送局に所属する3年生の横山咲衣さん(17)と光山潤心さん(17)は、同校の姿を残したいと動画を製作している。同町出身の2人は母校の...

荘内日報社

3年ぶりライトアップ 国宝羽黒山五重塔

 羽黒山中にそびえる国宝羽黒山五重塔のライトアップが18日、始まった。今月は21日までの4日間、午後7時―同9時まで行われる。  羽黒町観光協会など関係団体のメンバーで構成する実行委員会が8月のお盆や9月...

ギョーザ頬張り乾杯! 藤丸パークで初「フェスタ」 帯広

 十勝の人気ギョーザ店が一堂に会する「十勝餃子(ギョーザ)フェスタ2025」(実行委員会主催)が18日、帯広市の藤丸パーク(西3南7)で始まった。十勝産食材を使ったギョーザやビールを楽しもうと...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク