全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

高校生 ロック熱狂 帯広・緑ケ丘公園で夏フェス実現

 高校生による夏の野外音楽フェス「Youth Fes Tokachi」が4日、帯広市内の緑ケ丘公園グリーンステージで開かれた。管内の高校生総勢60人が4時間半の演奏を繰り広げ、待ち望んでいた青春のステージを熱く盛り上げた。

拳を突き上げたりジャンプしたりして盛り上がる同世代の観客

 学生団体「とかち高校軽音楽振興会・トカチューン」(石川裕大代表)が企画・運営した。同団体は約30年間ロック系の音量が大きい演奏での使用が認められていなかった同ステージで音楽フェスを開催しようと活動し、住民アンケートや騒音調査などを実施。市や市民の理解が得られ、フェス開催が実現した。

 帯広柏葉、帯広三条、幕別清陵などの生徒によるバンド17組と3人のソロシンガーが出演。オープニングを飾った柏葉高2年生5人による「沈ミカル」はカバー曲2曲を披露。ボーカルの山本野乃さんは「このステージに立てているのが夢のよう」と感慨深い様子だった。

 前半の最後には、このフェスに向けて作られたオリジナルテーマソング「CeLest」を発表。作詞作曲は柏葉高3年の塚本竜生さんが行い、各校混合の特別バンドが初披露した。塚本さんはこの曲に「これまで頑張ってきたことも、うまくいかなかったことも全部無駄じゃない」という思いを込めたと話した。

 全バンドの演奏が終わって会場からアンコールが求められると、出演者全員がステージに上がって最後の一曲を演奏。石川代表は「たくさんの方のご協力でわがままをかなえてくれた。これだけの景色を見られて幸せ」と、声をからしてあいさつした。

 トカチューンによると、この日は約1200人が会場に集まった。石川代表と中学からの友人は「若い力が集まった最高のステージだった」と最前列で盛り上がっていた。

 孫が出演していた帯広市の引地紀子さん(82)は「高校生がここまでやり遂げて感動と感謝の思い。来年以降もぜひ続けてもらいたい」と話していた。

関連記事

大葉の多彩な使い方を発信

 大葉(しそ)を使った多彩なレシピ動画をインスタグラム=QRコード=や、ティックトックなどのSNSに1年間毎日投稿する「365日大葉を食べる人」が話題になっている。JAひまわり営農部青果課主...

棒踊りと舞奉納 野原マストリャー 勇ましく、優雅に 名月の下で五穀豊穣祈願

 宮古島市上野野原の伝統行事「野原のマストリャー」が旧暦8月15日の十五夜に当たる17日夜、野原公民館で行われた。満月の下で男性は豪快な棒踊りを、女性は優雅な舞をそれぞれ奉納し、向こう1年間の五穀豊穣...

会員の健康長寿願う

 【竹富】竹富公民館(新田長男館長)は15日、「第101回敬老祝賀会」を竹富島まちなみ館で開催した。約200人の敬老会員や地域住民が集い、地域に長年貢献してきた高齢者をたたえ、健康と長寿を願って祝杯を...

長野日報社

中央道、長野道の岡谷JCT付近で事故多発 通行への注意喚起

 リニューアル工事が行われている中央道、長野道の岡谷ジャンクション(JCT)付近で、交通事故が多発している。工事の車線規制による渋滞箇所で発生する追突事故が大半を占めており、死亡事故も発生。長...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク