観客1万人超、勝利に歓喜 レノファ宇部市ホームタウンデー【宇部】

〝夏ユニ〟サポーター応援熱く
サッカーJ2レノファ山口の宇部市ホームタウンデー・UBE冠マッチとなったリーグ戦第25節は3日、山口市の維新みらいふスタジアムで行われた。今季最多の1万893人の観衆が見守る中、市の「まちじゅうエヴァンゲリオン」とコラボした夏季限定ユニホーム(夏ユニ)の初着用試合で大分トリニータを2-0で下し、1万人プロジェクトの達成を白星で飾った。
オープニングセレモニーでは、UBEの髙瀬太常務執行役員宇部事業所長が「きょうはUBEからも1200人が応援に駆け付けている。熱い試合をみんなで楽しみましょう」とあいさつした。 試合は、前半38分にFW河野孝汰主将のゴールで先制し、後半35分にDFへナン選手のヘディングシュートで突き放す理想的な展開。厳しい暑さの中、全員が攻守に奮闘し、サポーターに勝利を届けた。
宇部物流サービスの岩見涼史さん(40)は「初めてのサッカー観戦だったけれど、スタジアムの一体感がすごくて、楽しめた。病みつきになりそう。今シーズン、あと1、2試合はまた応援に来たい」と興奮した様子で話した。
篠﨑圭二市長は「市のホームタウンデーとして、多くの市民も観戦に来ており、1万人プロジェクトを達成できたことは本当にうれしく思う。中断期間後の再開初戦を白星でスタートできたので、プレーオフ進出を目指し頑張ってほしい」と期待した。
スタジアム周辺は試合前から多くのサポーターが集まり、UBEが宇部フロンティア大付属香川高とのコラボで設置したフォトフレーム前で記念写真を撮る人でにぎわった。市のブースでは職員が公式SNSをフォローした人に特製うちわをプレゼント。まちじゅうエヴァをPRする横断幕の前で写真を撮る人も多く見られた。
観客が1万人に達したのは2019年8月24日のリーグ戦第29節(V・ファーレン長崎戦)以来となった。
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