ブランド牛、米国へ
米国など海外へも出荷される牛を世話する、ゆいまーる牧場の安藤美由紀さん=19日午後、石垣市白保の同牧場
長期肥育黒毛和牛の独自ブランド「KINJO BEEF」を展開する農業生産法人(有)ゆいまーる牧場(金城輝美代表取締役社長)は17日、同ブランド牛(枝肉)の米国への定期輸出を開始した。今後、月1頭程度を輸出する予定で、需要に応じて出荷頭数も拡大していく方針。 同法人は、2008年の香港を手始めに海外輸出を開始。輸出先をフランスやタイ、台湾、マカオなどに広げた。現在は、鹿児島県の食肉処理施設で加工した後、国際貨物ハブ事業を担う那覇空港を通して輸出している。 国内での口蹄(こうてい)疫発生で、10年4月に米国への牛肉輸出が停止される前にもスポットで数回、米国に輸出した実績があり、今回は米国から定期注文を受け輸出が実現。17日、米国向けの1頭を含む3頭を石垣港から出荷した。 肥育担当の安藤美由紀さん(35)は「地元のよい物が海外で受け入れられるのは光栄なこと。これからも石垣の先駆者であり続けたいと同時に、地元の人にも食べてもらいたい」と話した。
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