「ツール・ド・熊野」開幕
パレードで市役所前を出発する選手ら。田岡実千年市長(左)も加わった=1日、新宮市で
熊野地方を舞台にした、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際自転車ロードレース「ツール・ド・熊野」が5月31日、和歌山県新宮市で始まった。今回で20回目の記念大会。1日は第1ステージの開始を前に市街地などで選手らによるパレードがあった。 NPOスポーツ・プロデュース熊野の主催で、紀伊民報など後援。 パレードは午前11時前に新宮市役所前を出発し、UCIレースに参加した国内外19チームの選手109人のほか、仁坂吉伸知事や田岡実千年市長も一部で参加。選手たちは沿道で手を振る市民の歓迎を受けながら、第1ステージのスタート地点である同市熊野川町に向かった。 レースは、5月31日に市内を流れる市田川沿いでタイムトライアル(0・7キロ)をし、1日は第1ステージ「赤木川清流コース」(新宮市熊野川町、113・2キロ)があった。 2日は、第2ステージ「熊野山岳コース」(三重県熊野市と御浜町、109・3キロ)、3日には第3ステージ「太地半島周回コース」(太地町、104・3キロ)があり、UCIレースのほか、実業団レースにも約100人が参加する。
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