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北羽新報社

丁山が練り歩く 日吉神社の祭典幕開け 能代市

日吉神社の祭典が幕を明け、市街地を運行する丁山(能代市大手町で)

 能代市御指南町の日吉神社(平賀優子宮司)の祭典が25日、当番町祭で幕開けし、丁山が市街地を練り歩いた。雨が降ったものの、男衆の掛け声や木車独特のきしみ音、太鼓の音が能代の街に夏祭りの到来を告げ、地域は高揚感に包まれた。
 日吉神社の祭典は、寛文4年(1664年)に同神社が現在の御指南町に遷座されたことを受け、御神体が神輿(みこし)に担がれ、かつて祭神が祭られていた清助町の御旅所に里帰りする神事で、360年の長い歴史を持つ。
 祭典は25日が当番町祭で、26日の宵祭、27日の本祭と続く。昨夏と同じく新型コロナウイルス禍以前の通常形態で、丁山の運行や神輿の渡御などを執り行う。今年は上町組(祭神・鍾馗(しょうき))が当番町を務める。
 上町組と後町組(大黒天)は例年、25、26日の2日間にわたり丁山を運行しているが、25日は上町組が一部町内の人員確保の難しさから見送り、後町組は午後6時前から関係町内を練り歩いた。男衆は法被姿で威勢のいい声を上げながら綱を手に台車を引き、「ギィー、ギィー」という木車独特のきしみ音が地域に響き渡った。方向転換は見せ場であり、男衆が力を合わせて丁山を引っ張り終えると周囲から拍手が送られた。
 きょう26日は上町組、大町組(三番叟(さんばそう))、萬町組(猩々(しょうじょう))、清助町組(恵比寿(えびす))、後町組がそれぞれ丁山を運行する。27日は神輿の渡御で、午前10時に神輿が猿田彦行列、五町組の丁山と共に日吉神社を出発して御旅所を目指す。午後5時ごろに帰路に就き、7時ごろに同神社に戻って本殿を三巡してから蔵に入れられる。
 一方、26、27の両日は柳町商店街振興組合の主催で、柳町通りを会場に夜店が開催。約90の出店が予定されている。

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