JA帯広大正(森和裕組合長)は、高級スナック菓子「帯広大正農協の大正メークインでつくったフライドポテト」を発売した。同JAのブランド野菜「大正メークイン」の素材力を生かし、サクサクの食感と素朴な味わいが特徴。1袋50グラム入りで、価格は540円。子会社のメークイン産業の大正店(大正本町)とプチマートメイ・クイーン店(とかち帯広空港2階)、幸福交通公園内の幸福BASEで取り扱う。

「大正メークインでつくった」シリーズ第2弾のフライドポテト
メークインは一般的なジャガイモより糖度が高いため、揚げ物で使うと焦げやすく、調理には工夫が必要になる。同JAでは「真空フライ製法」と呼ばれる70度から130度の温度帯でじっくり調理することで、原料の栄養分を壊さずサックリ食感になるよう商品化した。
パッケージも工夫。飾らず着実に年輪を刻んできた大正メークインのブランド像を意識し、プラスチック素材ながら昔ながらの紙袋のような見た目にした。デザインは日高山脈のシルエットが特徴で、店舗設計などを多く手掛けるディステリア京屋(帯広)が担った。
「大正メークインでつくった」シリーズとしては2017年発売の「じゃがバター」以来2品目。他社とのコラボレート商品を含む加工品全体では、同JA青年部が15年に開発したメークイン地ビール「おいものおもい」を皮切りに6品目となる。
生産販売部企画課の竹山雄一課長は「うす塩味で素材のうま味を感じやすくした。厚切りなのでビールのつまみに最適。自分へのご褒美、家族や仲間へのお土産として購入してもらえれば」と話している。
関連記事
とかちむらに月替わりラーメン店 管外の人気店招く
ばんえい記念(BG1、16日)に合わせたイベントの始まる14日、帯広競馬場内の観光交流複合施設とかちむらに、管外の人気ラーメン店が月替わりで出店営業する「とかち麺ビレッジ」(堀田翔午オーナー)が...
待望10年 第1弾 池田・山幸ブランデー 13日から全国展開
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(南邦治所長)は13日、十勝ブランデー60周年記念商品「山幸ブランデー原酒 AGED8YEARS」を全国発売する。2015年にブランデー造りを再開してから記念すべき第...
メヒカリの魚醤使ったご当地ポテチ 「ラリー三河湾」イベント会場で披露
蒲郡市の飲食店経営「笹やグループ」や市観光協会などでつくる「深海魚スナック新商品開発プロジェクトチーム」は1~2日、「ラリー三河湾」のイベント会場となった同市海陽町のフェスティバルマーケットで、...
豊橋で「福祉の店」始まる 事業所利用者の手作り品を展示販売
「第43回障害者作品即売会 福祉の店」(愛知県セルプセンター主催、東三河社会就労センター協議会共催)の豊橋会場が27日、豊橋市野依町の「イオン豊橋南店」1階特設会場で始まった。3月5日まで。 ...