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紀伊民報社

市街地に笠鉾登場 「田辺祭」本番へ「ひき初め」

協力して笠鉾を組み立てる人たち(20日、和歌山県田辺市福路町で)

 和歌山県田辺市東陽、闘雞神社の例大祭「田辺祭」(24、25日)の名物、笠鉾(かさほこ)が組み立てられ、「ひき初め」があるなど、祭りムードが高まってきた。
 笠鉾や衣笠(きぬがさ)は、本町、福路町、片町、紺屋町、栄町、北新町、南新町、江川の8地区が出し、当日市街地を巡行したり、旧会津橋の上に引きそろえたりする。笠鉾にはお囃子(はやし)の人が乗って太鼓や笛などを奏でる。
 福路町は20日朝から、約20人が協力し、笠鉾の組み立てをした。会館から外に出して潮水で清め、柱を立てて屋根を取り付けるなど、大人も子どもも汗を拭いながら協力して組み立てた。21日夕方に地区を回る「ひき初め」をする。
 左海伸和町内会長(54)は「町内の力を一つにして祭りに取り組むスタート。無事、祭りができることを願っている」と語った。

町を練り歩く傘鉾と見守る地域の住民(19日、和歌山県田辺市南新町で)=神島高校写真部提供

■南新町でひき初め
 南新町では19日夕方に「ひき初め」があった。法被を身にまとった引き手が笠鉾を引っ張って町内を練り歩いた。
 笠鉾は地区会館を出発し、町内をくまなく回った。きらびやかな衣装を着た子ども6人が「先囃子(さきばやし)」を務め、笠鉾に先立って笛や太鼓を奏でた。
 町社総代の田嶋貞彦さん(81)は「まずは町引きが無事に終了してほっとしている。子どもたちの楽しさも伝わってきて、いよいよ本番だなと実感した。本番もみんなが無事におつとめできればよいなと思っている」と話した。

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