94歳“最後の最後”の同窓会 帯広大谷女子校第22期生

帯広大谷高等女学校第22期生(1947年卒)のクラス会が12日、帯広市内のコミュニティーサロン「あがり・框(かまち)」で開かれた。“最後の最後”として行われた会で、今年度に94歳を迎える同窓生は思い出話に花を咲かせた=写真。
同女学校は23年創設で、48年に学制改革によって帯広大谷高校となった。昨年10月に“最後のクラス会”として10人が集まったが、東京から同窓生の駒見礼子さん(93)が来帯することをきっかけに、帯広の青柳富さん(93)が「また集まろう」と声を掛けた。
この日は同窓生9人とその家族らが出席。当時を懐かしみ、一緒に昼食を囲んだ。青柳さんは「みんなおしゃべりが大好き。これが本当に最後かな」と話す。駒見さんは「大谷で過ごしたのは戦中から戦後で、とても濃密で激動の時間だった。だからこそ、みんなとの絆は深い。こうして集まってくれてうれしい」。思い出はいつまでも尽きない-。
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