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海の魅力を満喫 生徒がダイビング体験

西表中学校の体験ダイビングが竹富町ダイビング組合による全面協力のもとで行われ、生徒らは貴重な機会を通して、より西表の海が好きになった(提供写真)

 【西表】西表中学校(大濵用四郎校長 生徒14人)はこのほど、海洋学習(海の体験)で体験ダイビングを行った。竹富町ダイビング組合(佐々木要組合長)が、地域貢献で全面的に協力した。

 前月に事前の説明会を行い、齊藤幸平地域貢献担当が西表島の海やダイビングの魅力を伝えてから、当日のイメージや安心感を持たせるため、実際のダイビング器材一式を見せて、スノーケリングとダイビングのレクチャーを行い、注意点を説明した。また、海の中で使う共通のハンドシグナルをイラストにして配布し、予習した。

 当日は、前日までのしけが残っていたので、島影で水のきれいな水深の浅い場所を選び、安全に実施した。生徒全員が、フォローしあいながら和気あいあいとした雰囲気でスタート。ほとんどの生徒がスノーケリングや海での泳ぎの経験があり、最初は少し緊張はあったものの、スムーズにダイビングすることができた。ガイドがしっかりと生徒に付いて安全を見守り、生徒らは次第に海の中の呼吸にも慣れて、クマノミやクラゲ、サンゴなどを夢中で観察して喜んでいた。

 潜り終えた後、船上では「めっちゃ楽しかった!」と最高の笑顔があふれていた。泳ぎや海が苦手だと言っていた生徒も積極的にチャレンジして、驚くくらい上達して楽しんでいた。時間いっぱいまで、スノーケリングや船からの飛び込みを楽しんだ。

 幼い頃から西表島の海と親しんできた子どもたちにとっても、ダイビングはほぼ初めての貴重な機会。佐々木組合長は、「組合としてとてもやりがいがあり、地域の子どもたちのために今後もずっと続けていきたい。またガイドの仕事を知ってもらえる機会をつくって、いずれは島に戻り、西表の海を大切にしながらその魅力を伝えていってほしい」と子どもたちの将来に期待した。

(曽根田容子西部通信員)

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