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紀伊民報社

南高梅の収穫始まる

南高梅を機械で選別し、傷などを確認する作業員(27日、田辺市下三栖で)

 紀南の特産である梅の主力品種「南高」の収穫が始まった。 

 JA紀南管内では各地にある選果場に、その日中に持ち込まれ、全国の市場に出荷される。育ちは平年よりやや早く、収穫のピークは6月上旬。作柄は昨年より良く、平年並みと見込まれる。  JA紀南によると、管内の田辺・西牟婁で約2500戸の農家が梅を栽培しており、栽培面積は計2228ヘクタール。そのうち南高は8割以上を占めている。青梅としての収穫は低地では27日から始まり、山間部は6月に入ってからの見込み。収穫した梅は、和歌山県田辺市下三栖にある総合選果場のほか、各地にある選果場に持ち込まれる。  初日の27日、総合選果場では農家から持ち込まれた梅を機械で階級別に選別し、箱詰めした。作業員も傷などを確認した。翌日以降に関東や中京、京阪神など全国の市場に出荷する。農家らは直接、市内の市場や農産物直売所にも持ち込んでいる。  収穫の初期は梅酒やジュースに加工する青梅用で、梅干し用の熟した梅の収穫は6月10日ごろからの見込み。7月中旬まで続く。  JA紀南梅部会による5月21日時点での南高の収穫量予想は、2万1748トン(昨年比123%、平年比97%)。そのうちJA紀南を通じての青梅の各市場への出荷量は、2800トン(昨年比125%)と見込んでいる。

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