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紀伊民報社

「自然の通訳」養成講座 和歌山県田辺市が開講

募集説明会で活動の魅力を紹介するインタープリター(和歌山県田辺市湊で)

 和歌山県田辺市は、子どもに森林などの自然を案内し、地域の動植物や文化を伝える「インタープリター」の養成講座を開く。修了後は環境学習ツアーの講師などを務めてもらう。講座は9~12月に計3回の予定。申し込みは7月31日まで。

 インタープリターは、自然の発するメッセージを人々に分かりやすく伝える「通訳」。知識だけでなく、ツアー参加者を楽しませる演出力も求められる。これまでの3期の講座で、12人を認定している。
 市は、子どもに自然の大切さを伝える「森林環境学習ツアー」に取り組んでいる。森林の機能や人々の暮らしのつながりを伝え、森林で遊ぶ楽しさを体験してもらうのが目的。本年度は市内の小学校16校で実施する。年々拡大しており、2026年度には全25小学校で実施予定。将来的には中学校や県外の学校にも広げたいという。
 講座の修了生は、ツアーの講師として活躍している。このほど市内であった募集説明会では修了生が「最初は知識が少なくて心配だったが、自身も学びながら伝えていけるのが楽しい」「(ツアーに)行きたくないと思っていた子どもも、来て良かったと思ってもらえるツアーにしたい」などとやりがいを語った。

■講座は実践的
 講座は座学とフィールドワーク、模擬ツアーなどで、市内のひき岩群などが会場となる。講師は、国内トップシェアの登山アプリ「YAMAP(ヤマップ)」の専属ガイド、前田央輝さん。25年のアウトドア歴に裏打ちされた豊富な知識とユーモアを武器に、全国で養成講座を開催している。
 講座を運営する田辺市熊野ツーリズムビューローは「知識やスキルは必要になるが、最も重要なのは自然や歴史が好きで、その素晴らしさを伝えたいと思う情熱」と受講を呼びかけている。

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