漁火照らす港でゆったり 酒田 能登被災者応援イベント
今年元日の能登半島地震で被災した石川県内の漁業者支援を目的にしたチャリティーイベント「第1回酒田港漁火(いさりび)まつり」が14日夕、酒田市の酒田港東ふ頭交流施設「SAKATANTO(サカタント)」で開かれ、強力なイカ釣り用の「漁火」が港を照らす中、来場者たちは海鮮や飲み比べを楽しんだ。
県漁業協同組合(本間昭志代表理事組合長)、サカタントを運営するGOOD LIFE ISLAND合同会社(同市飛島、本間当代表社員)の共催。漁の安全や大漁祈願などのため、2006年から市と県漁協が毎年6月上旬に実施していた「イカ釣り船団出航式」で、式典の際に集まる150トン前後の中型船でつくる「山形県船友漁撈長会(山形船団)」所属8隻のうち、5隻は石川県能登地方の会社が所有。今回の地震で被災した乗組員も多く、漁労長と協議した結果、今年の出航式の開催は見送ることが決まったことを受け、「同じ漁業関係者として何かできることを」という思いから企画した。
辺りがあかね色に染まり、午後6時半から行われた開会式で県漁協の西村盛専務理事は「出航式はないが、今年も8隻の漁船が出航する。イベントで石川県の人々を元気づけよう」とあいさつ。イカ釣り漁船8隻の内4隻は既に出航しており、太鼓道場「風の会」(酒田市)の演奏とともに対岸の水産第二岸壁に停泊中の4隻の「漁火」をともすと、大きな拍手が上がった。
会場では、イカポッポ揚げ、ゲソ天やさつま揚げなどが入ったイベント特別メニューも提供され、多くの来場者が漁火の明かりを眺めながらビアガーデンを楽しんでいた。
県漁協によると、イカ釣り漁船4隻は15日の昼ごろ出航したという。イベントは同日夕にも開催され、売り上げの一部を石川県漁協に寄付する。

来場者たちがイカ釣り漁船の漁火を眺めながら食事を楽しんだ
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