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宇部日報社

宇部を能楽群舞の発祥の地に 体験会始まる

 山口県宇部市を「能楽群舞」発祥の地にしようとする試みが、上宇部校区で始まった。重要無形文化財総合指定保持者の能楽師・奥川恒治さん(52)=東京都=が協力し、今までに無かった「大勢で舞う能」を発信する。25日には初の体験会「能楽への誘(いざな)い│能・狂言を知ろう!」が中村1丁目のかまたの恵で開かれ、地域住民ら約40人が参加して能のいろはを楽しく学んだ。「敷居が高いと思われがちな古典芸能をもっと身近に感じ、自国の文化を知ってほしい」と、奥川さんの弟子で上宇部出身の秋田芳助さん(70)=埼玉県=が発起人となって企画がスタート。同級生を中心に仲間を募り、群舞を能に取り入れた「能楽群舞」を発案した。

 体験会では来市した奥川さんが、能は謡と舞による歌舞劇で、歌舞伎や文楽との違いなどを説明。参加者は、謡の発声の基本を教わった後「鶴亀詞章」を全員で練習。舞の体験では2人一組になって「土蜘蛛」の一節にあるクモの糸を投げて扇で切る演出に挑戦。初めての能体験を和気あいあいと楽しんでいた。参加者は「もっと難しいものと思っていたが、親しみやすくて面白かった。もっと詳しくやってみたい」と感想を話した。今後は、市内から広く参加者を募集し、披露することを目標に企画を進めていく。奥川さんは「650年の歴史がある能での新たな挑戦。地域の人々や友達との新しいつながりを、能楽群舞を通じてつくっていけたら」と話している。

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