
南箕輪村で始まった「金芽米の日」。村内の飲食店が村特産米を提供している
長野県南箕輪村で14日、村特産の特別栽培米「風の村米だより」を飲食店で提供する「金芽米の日」が始まった。毎月第2、4金曜日を「金芽米の日」として消費拡大と認知度向上を図る取り組みで、村内の飲食店10店舗が協力し、金芽米を堪能するメニューの提供をスタートした。
「―米だより」は有機肥料(鶏ふん)と米の精(米ぬか)を使って栽培される村内産のコシヒカリ。東洋ライス(東京)が精米し、胚芽の基底部やうまみ層を残した「金芽米」に仕上げる。村は保育園や学校給食で活用し、妊婦にもプレゼント。今年度は協力店舗への補助制度を創設し、「金芽米の日」を設けて”村産村消”を推進する。
同村神子柴の「たけろく おあがり亭」では14日、桃太郎旗や店内掲示で「金芽米の日」をPR。当日のご飯を全て金芽米に切り替え、ラーメンやソースカツ丼、定食などに合わせて提供した。池上正孝店長(56)は「甘みがあっておいしい。健康にも良い村特産の金芽米を多くの人に知っていただき、自宅で食べていただくきっかけに貢献できれば」と話していた。
各店舗では「金芽米の日」に桃太郎旗を掲げてPRする。新メニューを考案したり、提供日を増やしたりする店舗もあり、村内で積極的な取り組みが広がっている。
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