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長野日報社

デザイナーと合同ファッションショー 長野県辰野町の高校生と小学生

ドゥッカビビットの2人を招いて行ったワークショップ

 辰野高校(長野県辰野町)3年地域探究コースの生徒34人は、ファッションデザイナーユニット「DOKKAvivid(ドゥッカヴィヴィット)」の夏明豊さんと菅内のど佳さん、辰野西小学校4年生69人とのコラボでファッションショーを計画している。不用になった古着に手を加えて新たな価値を生み出す「アップサイクル」をテーマにしたファッションショーで、7月13日の辰野高校文化祭で開催予定。SDGsやサスティナブル(持続可能な)の理念を多くの人に発信するショーに向け、生徒と児童が動き出した。

■アップサイクルテーマにコラボ

 同コース生徒はこれまで、SDGsをテーマに学びを深めてきた。1年では地場産業への気候変動影響調査プロジェクトに取り組み、2年では町のゼロカーボンアクションに参画した。

 ファッションショー企画は、今年2月に実施したSDGsに取り組む大阪文化服装学院とのオンライン交流で、同学院卒業生の夏明さん、菅内さんと知り合ったのがきっかけ。

 2人は古着をアップサイクルし、かわいいサスティナブルファッションに再生する創造性と独自性で高い評価を受けるデザイナーユニット。音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル・詩羽さんのライブ衣装を手掛けるなど、多くのアーティストやタレントらへの衣装提供も行っている。

■サスティナブル理念を広く発信

 2人のサスティナブルな活動や理念に共感した同コースの生徒たちは、3年間の学習の集大成としてSDGsを意識したファッションショーを企画。生徒代表らが東京にある2人のアトリエを訪ねて協力を依頼し、コラボが実現した。さらに生徒の希望で、ごみなど環境問題に取り組む辰野西小4年生とのコラボも決まった。

 ショーに向けた衣装制作を前に、ドゥッカビビットの2人を辰野高に講師として招き、プリントシールを古着に張り付けるワークショップも実施。生徒と児童はワークショップを通して楽しくアップサイクルについて学習した。

 衣装制作は生徒と児童が交じった8班に分かれて行う。文化祭までの毎週火曜日に辰野高に集まり、各班ごとにテーマを決め、町民らから提供を受けた古着を使った衣装制作を進めていく。文化祭当日のショーには生徒や希望する児童が出演する予定だ。

■児童生徒交じり古着で衣装制作

 中心になって企画を進める生徒(18)は「使えなくなった服も着られる服に生まれ変わるところを見てもらい、辰野高校の活動も知ってもらいたい」と話し、児童(10)は「派手な目立つ衣装を作ってステージに立ちたい」と意気込む。

 ファッションショーでドゥッカビビットの2人は審査員を務めるほか、辰野高指定ジャージーを使った衣装を制作してお披露目する計画もあるという。2人は「ポップに楽しく社会問題に取り組むのがモットー。難しく考えがちなサスティナブルを楽しく学び、家族や周りの人に伝えてほしい」と話している。

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