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長野日報社

紫と新緑のコントラスト 上古田のアヤメ園

 箕輪町上古田の会社員、唐澤敬司さん(64)が区内の畑で育てているアヤメが見頃を迎えた。昨年より1週間から10日ほど早め。濃い紫の花が周辺の新緑と鮮やかなコントラストを描き、訪れた人たちの目を楽しませている。

 アヤメが咲くのは、上古田区でも最も西側の旧水田地帯の一角。イノシシなどの野生鳥獣の被害が多く、大型農業機械の出入りがしにくい地形から、10年以上前に水稲の耕作を断念。「先祖から受け継いだ土地の有効活用を」(唐澤さん)と、景観植物で湿地帯にも対応できるアヤメの栽培に着手した。

 当初は数十株だったが毎年株分けし、現在は水田7枚分、約25アールに2万株余りが植わる。

 唐澤さんによると今年は昨年より1週間以上早い5月18日ごろから開花。一気に畑全体で花開いたという。

 近くに住む介護福祉士の唐澤明日香さん(34)は23日午前に来場。「2年前に転居してきたばかりで、初めて来た。開けた場所1面が紫に覆われとてもきれい。こんな場所が近くにあるのはうれしい」と目を細めていた。

 アヤメは今月末まで楽しめるという。

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