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紀伊民報社

音楽で地域のつながりを

本番に向けて練習を重ねる「椿ららら音楽部」のメンバー(白浜町椿で)

 白浜町椿の住民有志らでつくる「椿わがら会」は27日、椿小学校体育館で催し「椿わがら祭り」を開く。今年のテーマは音楽。地元で音楽部が発足し、本番に向けて歌や演奏を練習している。メンバーは「楽しさが伝わり、地域のつながりが深まるきっかけになれば」と期待している。催しでは、ほかにコンサートなどもある。  催しは今年で3回目。音楽をテーマにしたのは、年齢に関係なく、その楽しさを共有できると考えたからという。  わがら会代表の熊野幸代さん(44)が呼び掛けて発足した「椿ららら音楽部」は、催しに向けて週2回、和気あいあいと練習を重ねている。メンバーは小学3年生から89歳までの男女と幅広い。  メンバーの一人でハーモニカを担当する吉田恭子さん(89)は「本番が楽しみ。催しが椿の発展につながればいい」と話す。吉田さんが考えた詩は1964年、椿小の校歌に採用された。また、口笛を披露する三栖起さん(72)は「地域おこしになればとの思いで音楽部に入った。普段は歌う機会はほとんどないが、本番までに何とか形にして、楽しんでもらえるようにしたい」と意気込んでいる。  本番では、ピアノやハーモニカのほか、メンバーが得意にしている横笛や口笛も取り入れて、唱歌「故郷」やヒット曲「空も飛べるはず」、そして椿小の校歌を披露する。  熊野さんは「難しいことは考えていない。音楽部では楽しく一緒に歌う喜びを感じられればいいし、世代を超えて交流できる場にしたい。その楽しさが地域のプラスに働けば」と期待している。  音楽部の発表は27日の午前11時から。

 催しでは、椿温泉のご当地ソングを決める「総選挙」が午後1時からある。プロ、アマの計4組がそれぞれのオリジナル曲を披露し、来場者の投票で決めるという。  音楽関係ではこのほか、サックス奏者の中川貴樹さんによるコンサート(午前11時半から)や、白浜町の音楽家・湯川和幸さんによるピアノ弾き語り(午後2時15分から)がある。  催しは午前10時~午後3時45分。地元産の野菜の販売やフリーマーケットなどのほか、地元の住民を何らかの達人としてたたえる「椿マイスター」の新たな認定式もある。  問い合わせは、椿地区にある旅館しらさぎ(0739・46・0321)へ。

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