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北羽新報社

能代公園に活気満ちる 晴天の下で「M&Dフェス」

能代市民有志によるM&Dフェスが開幕し、多くの人でにぎわった(同市の能代公園で)

 能代市民有志による「能代公園つつじ祭りミュージック&ダンスフェスティバル(M&Dフェス)」は25日、同公園で開幕した。爽やかな青空の下、バンド演奏やよさこい踊り、ご当地アイドルのパフォーマンスなどさまざまな催しが繰り広げられ、会場は多くの市民らでにぎわいを見せた。

 同フェスは、かつて花見シーズンに合わせて多くの市民が訪れた能代公園に、にぎわいを生み出し、中心市街地の活性化につなげることを目的に、平成29年に「能代公園おもしろ祭り」として始まった。新型コロナウイルス禍の影響を受けた令和2年秋に「立体造形展」、翌年からはステージイベントの春祭りと立体造形展を行う秋祭りの2部構成とした「能代公園おもしろアート祭り」を展開。今年度は主催する実行委員会メンバーの若返りを図り、「M&Dフェス」と改称して開催を計画した。
 今年も2日間開催とし、市内外のバンドや踊りの団体などのステージパフォーマンス、公園内にある景林神社や龍泉寺の社殿・本堂開放と文化財の展示、松風庵での絵画展、海産物や鶴形そば、パン、ラーメンなどの屋台・キッチンカーの出店など多種多彩な催しが行われる。
 初日のステージは、能代べらぼう太鼓の迫力あふれる演奏で幕開けした。よさこい踊りではのしろウインド・ジュニア(能代市)など市内外の5団体が息の合った群舞を披露したほか、午後には、初出演のご当地アイドルグループ「まちあわせハチ公ガールズ」「まちあわせまつりっこガールズ」によるミニライブもあり、観客の注目を集めた。
 また、景林神社では、お杉音頭を伝える会(大谷直子会長)のメンバーが参道で奉納演舞に臨み、「お杉音頭」や「能代音頭」などをあでやかに舞った。社殿では久保田藩木山方吟味役などを務め、風の松原の礎を築いた賀藤景林(1768─1834年)にまつわる史料を展示。昨年5月に撤去された鳥居の残材を再利用した青森ヒバ製のコースターが個数限定で配られ、訪れた市民を喜ばせた。
 畠山雄晃実行委員長は「新体制となり不安もあったが、イベントの礎を築いてくれた先輩方、経験豊かなメンバーのおかげで無事に開催できた。イベントを今後も続けていくために、若い人も参画できる仕組みを整えていけたら」と話した。
 会期はきょう26日まで。時間は午前9時30分~午後4時30分(屋台・キッチンカーは同3時まで)。

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