今季の山ぶどうジュースをPRする学生ら
信州大学農学部(長野県南箕輪村)による「山ぶどうジュース」の販売が21日、構内にある同学部生産品販売所で始まった。同大オリジナル品種「五一アムレンシス」を原料に使用。甘みが強く濃密でこくのある味に仕上がり、学生たちは多くの人が手に取ってくれることを願っている。
山ぶどうは構内のほ場で栽培。ジュースとしての販売は2012年から続く。同学部の植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が収穫、植物資源科学コースの3年生が栽培を担当した。
五一アムレンシスは糖度が高く、ジュースに加工した際の飲みやすさが特長。昨年10月に収穫したが、同時期は雨が少なく余分な水分を含まなかったことから高い糖度や酸味のバランスを維持できたという。今季は3445キロを収穫し、ジュースには1100キロを使用した。
植物資源科学コース3年の学生2人は収穫の苦労を振り返りながら「頑張ったかいがあった。飲みやすさや甘さを意識して飲んでほしい」などと話していた。
1本(500ミリリットル)1100円(税込み)。1人3本まで購入できる。 問い合わせは同大附属施設担当(電話0265・77・1319)へ。
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