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白土社「廻り舞台」復活へ 豊橋の嵩山

 豊橋市内で唯一現存している白土社(嵩山町)の「廻り舞台」を復活させる有志の会の発足式が28日、嵩山校区市民館であった。50人が出席し、現地を見学するなどした。

廻り舞台を見学する参加者=豊橋市嵩山町の白土社で

 「白土社の廻り舞台を回す会」が名称で、発起人は町内に住む松田弥生さん。

 白土社の廻り舞台は1894(明治27年)頃に建てられた。間口は6間あり、左右と後方に通路が造られている。後方の地形の高低差を利用した舞台下(奈落)に、人力の回転装置がある。神社所有の建物で、現在は物置になっている。

 まず、現地の見学から始まった。参加者は松田さんの案内で、舞台の南側から少しだけ中に入り、構造などを見た。境内側に大きく開口部があるが、普段は6枚の板でふたをされている。村の人々は境内を客席にして、旅役者の歌舞伎や浄瑠璃を楽しんだらしい。

公開された建物内部。雑然と物が置かれている

 この後、校区市民館で発足式を開いた。松田さんが廻り舞台を復活させたいと思ったいきさつを説明し、「嵩山のために楽しいことをしたい」と協力を呼び掛けた。

 来賓として「豊橋素人歌舞伎の会」の会長で元衆院議員の山本明彦さんが出席。「嵩山に廻り舞台があることを初めて知った。ここから歴史と伝統を新たにつくっていくつもりで頑張ってほしい。ゆくゆくは、ここで歌舞伎を演じたい」と激励した。

 この後「これから出版」の水谷眞理さんが廻り舞台の歴史と「農村舞台」について解説。半年前から現地を調査している「吉野設計研究所」の吉野勝己さんは「詳細はまだ分からないが、床は太い木で支えられていると思う。耐震補強の必要があるだろう」と述べ「ぜひ協力して舞台が回るようにしたい」と話した。

 その後「豊橋落語天狗連」の、はずみやきっくさんが太神楽を演じた。「廻り舞台を回す」にちなみ、皿回しや「傘の曲」の芸を軽妙な口上とともに披露した。

松田さん(後方右端)の三味線に乗って太神楽を披露するきっくさん=嵩山校区市民館で

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