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紀伊民報社

田辺で企業説明会 紀南の高校生対象

高校生向けに初めて県が作製した就職ガイド本

 県などは22日、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークで、就職を希望する紀南地域の高校生を対象に企業説明会「応募前企業ガイダンスin紀南」を初めて開く。この時期の同様の催しは、全県対象に毎年実施しているが、紀南出身の高卒者の県内就職率が、県全域と比較すると低いことから企画した。

 県、県教育委員会、和歌山労働局が主催する。  県などは2015年度から、和歌山市の和歌山ビッグホエールとビッグウエーブで、就職を希望する県内の高校3年生を対象に「応募前サマー企業ガイダンス」を開いている。高校生への求人活動が解禁される7月を前に、就職希望者があらかじめ県内企業の人事担当者らと直接話す機会を持ってもらうことで、県内就職を促すとともに、ミスマッチによる早期離職を防ぐ目的。今年も6月13日に開き、生徒約2千人と保護者、企業134社が参加する予定となっている。  ただ、田辺・西牟婁の高卒者の県内就職率は60%程度、新宮・東牟婁は40%程度と、県全域の75%程度と比較すると特に低い傾向にある。県によると、紀南では業種に偏りがあるため、希望する仕事内容を求めて県外就職する人が多いと推測される。さらに、近年は都市部など県外からの求人も増えているという。  そこで県などは、地元や県内の企業の魅力を知ってもらい、改めて検討してもらおうと、紀南の高校生に特化したガイダンスを企画した。みなべ町以南の高校に在籍し、就職を希望する3年生約500人や保護者が参加するという。企業は57社が参加し、業務内容や求める人材像などを説明する。  県は「地元や県内の企業についてよく知り、自分に合う仕事を見つける機会にしてもらえればうれしい」としている。

就職ガイド本を配布 県が初めて作製

 県はさらに高校生のための就職ガイド本も初めて作製。各高校を回って、就職希望の高校3年生(約2千人)に配布している。  本年度に採用を予定している県内277社について、それぞれ仕事内容や採用実績、「先輩からのメッセージ」などを紹介。県内企業に就職した場合、都市部に比べ平均通勤時間が短いことなどもアピールしている。  進路決定前の高校2年生(約9千人)にも夏以降に配布したいという。

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