早くも「真夏日」 新宮で30・1度
今年初めての真夏日となった新宮市で、かき氷を味わう女子高生たち(17日、新宮市で)
最高気温が30度以上となる「真夏日」が17日、和歌山県新宮市で観測された。7月下旬並みの暑さで、和歌山地方気象台によると、県内で真夏日が観測されたのは今年初めて。
気象台によると、南から暖かい空気が入り込んだことや日照時間が長かったことから気温が上昇。新宮市(30・1度)やかつらぎ町(29・7度)、白浜町(25・4度)など県内で観測している12地点中6地点で、今年一番の暑さとなった。
市街地でかき氷を販売している「仲氷店」(仲充紀代表)には同日、涼を求める人たちが続々と訪れた。昼前からかき氷を食べに行きたいと思っていたという新宮高校2年生の小淵菜々子さん(16)は「冷たいけど頭がキーンとしなくておいしいです」と、今年初のかき氷を味わっていた。
気象台によると、18日は湿った空気の影響で曇りとなり、夜には前線の影響で雨や雷雨となる見込みだが、19日には次第に高気圧に覆われて晴れてくると予報している。
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