
はやて(本社・伊良部、川平三秀代表)が運営する海中展望型レストラン客船「モンブラン」(総トン数650㌧、1500馬力、佐久川清修船長)は16日、八重干瀬(やびじ)遊覧クルージングを開催した。本土からの観光客ら約120人が参加。干潮で浮上したサンゴ礁群の褐色と青い海のコントラストに目を奪われ「きれい!」と感嘆の声を上げていた。
この日は大潮に当たり干満の差が大きかった。朝から青空が広がり、絶好の遊覧クルージング日和。穏やかな海だった。
客船はちょうど正午に平良港を出港。観光客らはカメラを持ちデッキに上がり、潮風を受けながら大型クルーズ船や島の風景など、思い思いの撮影を楽しんだ。
出港時の直進コースは池間島西側の海域で右に折れ、そのまま八重干瀬へ進んだ。客船は同島に最も近い「キジャカ干瀬」付近で減速。観光客らは、間近で見るサンゴ礁に感動し、カメラを向けて盛んにシャッターを切っていた。「きれい、きれい」との声が上がり、興奮冷めやらぬ様子だった。
客船が直進した左舷側に「イフ干瀬」が現れた。この干瀬の礁縁部分の海底には白い砂が数百㍍にわたって堆積する。観光客らは、美しい色合いに魅了された。
佐久川船長は「大潮の日に雲一つない好天に恵まれ、最高の遊覧クルージングだった。観光客の満足の笑顔がうれしい」と語った。
滋賀県から参加した松田稔理さん(23)は「とてもきれいな海に感動した」、同じく岩崎麻耶さん(21)は「めっちゃきれいな海だった」とそれぞれ感想を話した。
松田さんと岩崎さんはいとこで、互いに家族と一緒に宮古島の旅行を心行くまで楽しんでいた。
関連記事
鈴木亜由子さんが一日警察署長に
年末の交通安全県民運動(12月1~10日)を前に、豊橋署は29日、豊橋市出身で女子マラソン選手の鈴木亜由子さん(32)を一日警察署長に委嘱した。母校の市立八町小学校であった交通安全教室に参加し、約...
毛ガニ漁不振でも…「早食い競争」復活 広尾・まんぷくまつり
旬の毛ガニを中心に広尾産の海産物が一堂にそろう「広尾まんぷくまつり」(広尾町観光協会主催)が12月10日、シーサイドパーク特設会場(広尾町野塚)で開かれる。毛ガニ漁の不振を受けて、昨年に続き「...
頑張れアランマーレ 能代松陽高美術部が黒板アートで勝利後押し
バスケットボール女子・Wリーグの能代大会が12月2、3日に能代市総合体育館で開催されるのに合わせ、能代松陽高美術部がプレステージ・インターナショナル・アランマーレ(アランマーレ秋田)を応援し...
「米俵マラソン」401人力走 長野県飯島町
長野県飯島町を舞台に米俵を担いで健脚を競う第11回「飯島町米俵マラソン」(実行委員会主催、長野日報社など協賛)は26日、町役場前を発着点に繰り広げた。一般とちびっこマラソンの各部門に県内外から計...