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紀伊民報社

不登校の子持つ親支援 「親カフェ」

不登校の子どもがいる保護者を支援しようと、「親カフェ」を開く和歌山県上富田町の女性町議

 子どもが不登校や不登校気味で悩む保護者を支援しようと、和歌山県上富田町の「かみとんだ女性議員の会」が20日、同町朝来の喫茶店「Rカフェ2」で、つながりや語り合いの場「親cafe(カフェ)」を開く。継続して開く計画で、会は「一人で悩まないで同じ思いを持つ人がつながり、前向きになってもらえる場になれば」と話している。

 会は町議の中井照恵さん(56)、平田美穂さん(68)、家根谷美智子さん(55)の3人でつくる。それぞれに不登校の悩みを持つ保護者からの相談を受け、これまで、町議会の一般質問で不登校の問題について取り上げるなどしてきた。
 昨年12月の一般質問では、町教育委員会から町の不登校の児童生徒数(2022年度)について、千人当たりの割合が小学校17・5人、中学校53・4人と過去と比べて増えていること、不登校の児童生徒への支援、取り組みとしては町教育支援センター「ひだまり」があることなどの説明があった。
 中井さんらによると、不登校に悩む保護者からは、同じ悩みを持つ人との横のつながりがないという声を聞くこともあった。
 そのため、同じ思いを持つ人が集まり、子育てや日々の困り事を話し合うことで保護者に自己肯定感を持ってもらい、子どもを支えることにもつなげたいという思いで、今回の取り組みを始めることにした。
 学期に1回くらい開く計画。開催方法の検証もしながら、将来的な目標としてソーシャルワーカーに来てもらうことも考えているという。
 会代表の中井さんは「孤立して悩まないで、一歩外に出て一人じゃないと感じてほしい。保護者が自分らしさの中で愛情いっぱいに、子育てや子どもの後押しができるようになってもらえれば。気軽にお越しください」と話している。

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