JAさらべつ青年部(赤澤翔太部長)は、今年創立50周年を迎えたことを記念し、更別産の農産物を副原料に使用したクラフトビール「さらべつふるえーる」を開発した。赤澤部長は「更別を詰め込んだビールができた。ぜひお試しください」と話している。

クラフトビール「さらべつふるえーる」を紹介する赤澤部長
同青年部では数年前からクラフトビール造りを模索。村の農業の特徴が多品目で大規模な作付面積を誇ることから、中でも代表的な小麦、メークイン、ナガイモ、金時豆、ビート(砂糖)の5品目を副原料として使用した。商品名にも、更別の「すべて(full)」を詰め込んだ「ふるさと」のビール(ale)で村を「応援(yell)」したいという思いを込めた。
同ビールはベルギー発祥の「セゾンスタイル」。農閑期に仕込み、夏場の農作業中に喉を潤すために造られたビールであることから、軽い飲み口が特徴。同JA経営相談課は「ホップの香りが強く、グレープフルーツのような香りを感じるすっきりした飲み口」と紹介する。
パッケージは更別の「さら」の文字をデザインし、農家が青空の下、ビールジョッキを掲げる姿を描いた。ビール製造は網走ビール(網走市)に委託、パッケージデザインはプロコム北海道(帯広市)が手掛けた。
同課によると2025年度からの販売を目指すとしており、現在は1缶350リットル(550円)で村内の「ヤマジョウ」(南1線91)で試験販売を行っている。
関連記事
とかちむらに月替わりラーメン店 管外の人気店招く
ばんえい記念(BG1、16日)に合わせたイベントの始まる14日、帯広競馬場内の観光交流複合施設とかちむらに、管外の人気ラーメン店が月替わりで出店営業する「とかち麺ビレッジ」(堀田翔午オーナー)が...
待望10年 第1弾 池田・山幸ブランデー 13日から全国展開
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(南邦治所長)は13日、十勝ブランデー60周年記念商品「山幸ブランデー原酒 AGED8YEARS」を全国発売する。2015年にブランデー造りを再開してから記念すべき第...
メヒカリの魚醤使ったご当地ポテチ 「ラリー三河湾」イベント会場で披露
蒲郡市の飲食店経営「笹やグループ」や市観光協会などでつくる「深海魚スナック新商品開発プロジェクトチーム」は1~2日、「ラリー三河湾」のイベント会場となった同市海陽町のフェスティバルマーケットで、...
豊橋で「福祉の店」始まる 事業所利用者の手作り品を展示販売
「第43回障害者作品即売会 福祉の店」(愛知県セルプセンター主催、東三河社会就労センター協議会共催)の豊橋会場が27日、豊橋市野依町の「イオン豊橋南店」1階特設会場で始まった。3月5日まで。 ...