ゴーグルを着けてカヤックに乗り、VRライドを楽しむ東京の親子=中央道諏訪湖サービスエリア下り線
長野県諏訪市や公立諏訪東京理科大学(茅野市)などが6、7の両日、諏訪、岡谷市境にある中央道諏訪湖サービスエリア(SA、下り線)で、諏訪湖カヤックを仮想現実(VR)で体感できるイベントを開いている。湖畔直結のスマートインターチェンジ(IC)が同SAに開通するのを見据えた取り組みで、2回目。自転車も用意し、全線開通した諏訪湖サイクリングロードもPRしている。
中日本エクシス信州支店や下り線でレストランなどを運営するホテル紅や、諏訪湖でカヤックツアーやレンタサイクルを手掛けるアポルタ合同会社と連携。諏訪湖や霧ケ峰高原を生かした体験アクティビティーを主軸に魅力を発信している。
VR体験(無料)では、湖で実際に使用している3艇を用意。SAの利用者がゴーグルを装着し、360度映像を楽しんでいる。花見とイチゴ狩りを目当てに、伊那市を訪れる途中で立ち寄った東京都国分寺市の小学4年生(9)。「諏訪湖でカヤックに乗っている感じだった。(映像の中に出てきた)遊覧船にも乗ってみたくなった」と笑顔を浮かべた。
自転車の乗車体験や、諏訪市とアウトドア用品メーカー「モンベル」のコラボ商品の販売などもある。7日の開催時間は午前10時~午後3時。市観光課は「諏訪湖SAを通過点から目的地に変えるため、いまから魅力発信に力を入れていく」としている。
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