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長野日報社

小野宿の旧旅籠「油屋」 親族が辰野町へ寄贈

加島範久町長と建物への思いを語り合う清水さん(右)、大森さん(左)=小野宿の油屋

 初期中山道と伊那街道の宿場町の一つ、辰野町の小野宿にある旧旅籠「油屋」が28日、町へ寄贈された。国道153号に面した立派な本棟造りで、江戸期の風情をたたえる町並みの象徴的な存在。住居として長く愛用し、5年前に亡くなった所有者の思いをくんだ親族が、地域で大切に守ってほしい―と町に託した。町教育委員会で地元団体と協力しながら、保存活用について検討していく。  町教委によると油屋は江戸期を中心に旅籠を営み、1859(安政6)年の大火で消失したものの、すぐに再建した。母屋は板ぶき2階建て348平方メートルで、高い天井やはりなど本棟造りの典型的な姿を残す。土地約1000平方メートル、土蔵約35平方メートルと併せて寄贈された。  最後の住人小澤惠子さんは、1975年に東京から移住。ともに暮らした夫俊郎さんの没後は、86歳で亡くなるまで26年間にわたり1人で建物を守った。親族が分割相続したが、地元有志の小野宿交流館油屋保存会の熱心な要望もあり「惠子さんが願った建物や町並みの保存のために」と寄贈することに決めた。  引き渡し式では、惠子さんのおいの清水強さん(65)=東京都小平市=が、加島範久町長へ目録を贈呈。「旅籠の当時をうかがわせる宿帳や古文書も見つかり、興味は尽きない」とし「多くの人が気軽に集まり、昔のたたずまいを楽しめるよう活用してもらえたら」と期待を寄せた。  清水さんの姉で、惠子さんと交流の深かった大森純子さん(66)=山梨県中央市=は「晩年まで跡継ぎが出てくることを望み、本当に油屋を大切にしていた。町の皆さんに有効に使ってもらうのが一番いい」と笑顔で話していた。  加島町長は「地元の思いに応えてくださり、大変ありがたい。貴重な建物が住民によって守り継がれ、小野宿の情緒ある景観をつくってきたことを伝えたい」と感謝した。町教委では当面、同保存会や町文化財保護審議会とともに建物の確認を行い、補修の必要性や公開を含む利活用の可能性などを話し合う考えだ。

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