おシャレ授乳服でお出掛けを 前向き育児応援

機能性とデザイン性に優れた授乳服を着てアピールする公募親子8組
県助産師会は25日、出産・育児の応援イベント「国際助産師の日in南信」を伊那市西春近のかんてんぱぱ・くぬぎの杜で開いた。「みがけ女心!おしゃれをして出かけよう」をテーマに、公募親子8組による「授乳服ファッションショー」や、安産ノウハウ講座、ベビーマッサージ体験会など多彩な催しを実施。社会全体で子育てを支える大切さを訴えたほか、楽しく前向きな育児を提唱した。
モデルを務めた8人の母親は生後2~9カ月のわが子を抱いて、照明が当たるステージ上を歩いた。授乳服製造販売のモーハウスが協力。肌を露出することなく授乳でき、デザイン性にも優れた服を紹介した。伊那市西箕輪の薄木絵里香さん(34)は、生後4カ月の長女茉莉香ちゃんと一緒に大役に臨み「娘のいい記念になれば」と話した。
助産師が講師のベビーマッサージも人気だった。須坂市の外谷志穂子さん(34)=下諏訪町出身=は生後4カ月の長男航基君の足やお尻、頭などを優しくなでると「すごくうれしそうだった。実践していきます」。夫で会社員の政樹さん(30)も体験し「育児に積極的に関わりたい」と仕事、子育ての両立へ誓いを新たにした。
イベントは、国際助産師の日(5月5日)にちなみ、県内4ブロック持ち回りで開いている。実行委員長でもある県助産師会の鹿野恵美会長=伊那市富県=は「出掛けることは母親、また、子どもにとっても気分転換になっていいことですが、外出先での授乳に抵抗がある人もいる」と説明。「授乳服を活用して気軽に出掛けてもらい、子育てを楽しく、前向きなものにしていただければうれしい」と願っていた。
関連記事
3月8日の全線開通前に歩き初め 蒲郡市内、名豊道路でイベント
3月8日に全線開通する「国道23号バイパス名豊道路」の全線開通直前イベントが16日、蒲郡市の未開通区間であった。蒲郡、豊川をはじめ近隣自治体の住民ら約3000人が、開通前の道路を歩くなどした。 ...
八ケ岳西麓のワインや花 東京で魅力発信 長野県茅野市、富士見町、原村の会..
長野県茅野市、富士見町、原村でつくる八ケ岳西麓地域共生会議とJA信州諏訪は16日、東京都港区の麻布十番でそれぞれの特産品を紹介し、地域の魅力を発信した。3市町村の枠組みの下では初めて共同でシテ...
手作りそり、今年は親子でも 幕別・忠類ナウマンそり大会
1月の少雪から一転した2月の十勝では、たっぷりの雪に囲まれて冬を楽しむイベントが繰り広げられている。16日は恒例の「忠類ナウマン全道そり大会」(幕別町)が開催され、多くの来場者でにぎわった。 ...
「普段から人間関係構築を」 防災講演会 自助・共助の重要性学ぶ 小野寺氏..
宮古島市は15日、「防災講演会~熊本地震から学ぶ避難所運営と自主防災組織~」を市役所で行った。熊本市黒髪校区第四町内自治会長の小野寺武治氏が講話し、参加した市民ら約80人が発災時や避難所における自助...