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下諏訪町のケヤキ移植 CF目標達成間近

赤砂崎公園右岸広場に移植された町道田中線のケヤキ(左側2本が今年度移植したもの)

赤砂崎公園右岸広場に移植された町道田中線のケヤキ(左側2本が今年度移植したもの)

長野県下諏訪町が実施中の町道田中線歩道改良工事に伴うケヤキ移植の費用を募るクラウドファンディング(CF)が、目標金額達成間近となっている。ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」を活用し、ケヤキ2本の移植費用約260万円のうちの100万円を目標額に設定。昨年12月1日に開始し、今月21日までに町内外の23人から96万9000円が寄せられた。受付期間は28日まで。

同改良工事は当初、砥川西交差点から役場前交差点までの歩道に植えられたケヤキ57本すべてを伐採する計画だったが、住民からの伐採を惜しむ声を受けて計画を変更。砥川西交差点から下諏訪消防署前までの26本は可能と判断したものを移植し、消防署前から町役場前までの31本は伐採せず残す方針とした。

昨年度は砥川西交差点から清水橋までの10本のうち2本を同町の赤砂崎公園右岸広場に移植。今年度は清水橋から消防署前までの16本のうち2本を移植可能と判断し、17日に昨年度植えた2本の近くに移植した。今後、毎月樹木医の資格を持つ造園業者が水や肥料を与えながら、根付くか経過観察していくという。

CFは町内外問わず賛同を呼び掛け、町外の人はふるさと納税と同様に返礼品の受け取りや税金の控除を受けられる。宮坂徹町長は「移植事業に賛同し、善意を寄せていただいた皆さんに心から感謝したい。しっかり根付き、公園利用者のよりどころとなる木陰ができたら」と話している。

下諏訪町は3月10日、まきなどに利用してもらおうと、伐採したケヤキの枝と幹を切った50センチほどの丸太を、赤砂崎公園左岸北側の空き地で無料配布する。時間は午前9時~午後1時。1人軽トラック1台分までとし、無くなり次第終了する。営利目的の利用は禁止。詳しい場所や注意事項などは町ホームページへ。

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