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荘内日報社

春彩る「鶴岡雛物語」スタート

 鶴岡に伝わる伝統あるひな人形やひな道具などを展示する「鶴岡雛(ひな)物語」が、23日の荘内神社宝物殿を皮切りにスタート。城下町に春の訪れを告げている。

 「鶴岡雛物語」は、市内の展示施設や旧家などで公開されるひな人形などを巡る観光イベントとして1995年から始まった。30回を迎えた今年は、節目を記念して特別展示として「三井家蔵座敷」と「交野屋(かたのや)平田亭」が加わったほか、松ケ岡開墾場でも久々に公開。4月7日(日)まで展開する。期間中は市内の菓子店で伝統の「鶴岡雛菓子」の販売や、食事処などでひな膳などの特別メニューを提供するなど、食でもイベントを盛り上げる。

 荘内神社では「城下町の雛祭り展」と題して、庄内一円の旧家から奉納された江戸時代から昭和まで約100体のひな人形やひな道具などを展示。奥の段飾りは有職(ゆうそく)雛のお内裏(だいり)さまで、御所人形や姉さま人形などのほか、市内5店のひな菓子も供えられた。仕事で新潟県村上市に滞在し、観光で訪れたという神奈川県の40代女性は「飾り方にも特徴があり、興味深い」と見入っていた。同神社の展示は3月24日(日)まで。午前9時から午後4時半までで、入場は無料。石原純一宮司は「平均年齢200歳のおひなさまに、ぜひ会いに来て」と話している。

荘内神社の展示でスタートした「鶴岡雛物語」

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