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長野日報社

ソリ人間、霧ケ峰滑走 初のコンテスト 長野県諏訪市郊外

滑走中のパフォーマンスなどを競った「霧ケ峰ソリ人間コンテスト」。岡谷市の小学生親子はこたつ型のそりで滑り降りた=霧ケ峰スキー場

 長野県諏訪市郊外の霧ケ峰スキー場で17日、自作のそりと仮装で競い合う「霧ケ峰ソリ人間コンテスト」が開かれた。市民有志でつくる「霧ケ峰Act」が霧ケ峰の活性化を狙いに初めて催し、親子を中心に県内外の12組が出場。段ボールなどで作ったそりとユニークな格好をしたソリ人間たちが順に斜面を滑走し、にぎやかな笑い声と拍手がゲレンデに響き渡った。

 参加者たちは自作そりのデザインやテーマに合わせて仮装したり、派手なメークを施したり。宝船に見立てたそりに富士、鷹、なすびに扮した3人が乗るアイデアも。御柱の木やりを披露し、細長いそりで木落としのように滑り降りるペアもいた。

 コースは約100メートル。滑走中にとにかく目立つパフォーマンス賞、独創性を競うデザイン賞、速さを争うスピード賞などを設けた。霧ケ峰旅館組合の有賀文夫組合長とデザイナーの宮坂淳さん、同市出身のタレント藤森慎吾さんの母親美代子さんが審査。「皆良かった」と頭を悩ませた。

 総合優勝に当たる審査員特別賞に輝いたのは、一家だんらんの象徴でもあるこたつ型そり。ミカンや急須を固定した段ボール製のちゃぶ台まであり、発想力と完成度の高さで驚かせた。年配の男性に扮し、こたつでくつろぎながら滑走した岡谷市の小学4年生(10)は「回転しながら滑ることができた。来年のアイデアをいまから練り始めたい」と笑顔だった。

 会場では温かい飲食物を販売し、雪上の熱戦を見守った一般客も買い求めた。参加費やブース売り上げの一部は霧ケ峰の自然環境保全のために寄付する。霧ケ峰Actの大野曜子さんは「皆さん芸達者で面白いそりがそろった。今後も子どもと大人が一緒になって、楽しく霧ケ峰を盛り上げていけたら」と話した。

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