「忍～月虹～」をステージ版に再構成したマーチングショーを発表する平真マーチングバンドレインボー＝11日、市民会館大ホール（提供）

　平真マーチングバンドレインボーの「2024虹色コンサート」が11日、石垣市民会館大ホールで行われた。部員26人が1年間の集大成として演奏やマーチングを披露し、保護者や学校関係者、地域の人たちに感謝を伝えた。

　コンサートは今年で第33回目。第1部は、昨年大ヒットしたＡｄｏの「唱」で幕開け、応募ダンサー21人とともに舞台を盛り上げた。3曲目の「荒野の七人」では卒業生と合同で演奏した。1月に行われたマーチングバンドソロコンテストで好成績を残した3人によるソロ演奏もあった。

　第2部は、石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部が友情出演した。レインボーはマーチングバンド全国大会の演目「忍～月虹～」をステージ版に再構成したマーチングショーを発表、フィナーレでは綾香の「にじいろ」を手話で披露し、会場を感動に包んだ。

　新本京香部長（6年）は「苦しいことも喜びも分かち合える仲間がいたから、どんな練習だってみんなで頑張ることができた。私たちが活動できているのはスタッフや家族、友人、地域の皆さま、先生方などたくさんの方々のおかげ」と感謝していた。