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長野日報社

広々牧場で健康な牛 入笠牧場

広大な入笠牧場に放たれ、元気いっぱいに斜面を駆け上がっていく牛

 JA上伊那が管理運営する伊那市高遠町の入笠牧場で19日、上伊那地方の畜産農家らから預かった11頭の牛の入牧作業があった。諏訪地方の10頭は既に放牧済みで、ともに10月まで広々とした牧場で過ごさせて、足腰が丈夫で健康な牛に育てていく。

 入牧したのは大半がホルスタイン種で、黒毛和牛が数頭交じる。検査を終えて標高1600メートル地帯に広がる牧場へ放たれると、早速斜面を駆け上がっていく牛たちも。草をはむ姿にカメラを向けるハイカーも見られた。

 「広大な斜面を歩くことで足腰のほか、心肺機能も強くなります」と同JA畜産課の担当者。この先も順次、入牧を受け入れていくという。

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