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北羽新報社

招福願って「ざぶり」 能代市報恩院で荒行・水ごり

住職が一心不乱に水をかぶった荒行「水ごり」(能代市赤沼の報恩院で)

 能代市赤沼の日蓮宗・報恩院(竹島孝法住職)で3日、恒例の荒行「水ごり」が行われた。寒空の下、下帯姿の竹島住職(66)が頭から水をかぶりながら身を清めるとともに、社会の浄化や信者の招福ら、震災からの復興などを願った。
 水ごりは、招福や開運祈願のために行う大黒天神祭の祈とうの前に、僧侶が身を清める荒行で、同寺院では毎年節分に合わせて実施している。
 62回目となったこの日は、同寺院に集まった約30人の信者らがうちわ太鼓を鳴らしたり、手を合わせたりし、竹島住職が冷水を張った樽(たる)の前に陣取った。
 周囲で信者らが見守る中、竹島住職は水行肝文を唱えて精神を統一してから、水おけで冷水を汲み上げて一心不乱に何度も頭からかぶった。樽に残った水には御利益があるとされており、水ごりを終えた後、信者らが静かに口に運ぶ様子が見られた。
 その後は祈とうが行われ、竹島住職は仏教の教えの一つである「諸行無常」について説明。世の中に変わらないものはなく、すべてが流動的で、そのために天災などさまざまな出来事が発生するとし、日本海中部地震や東日本大震災、今年の能登半島地震にも触れながら「自然にはかなわないが、人間は助け合ったり、譲り合ったりすれば何とか頑張っていくことができるもの。近所、兄弟、親などに優しさをあげてつながっていけば、いつかは全体のためになっていく」と信者らに語り掛けていた。

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