大浜小児童ら奥殿小訪問 姉妹校 6年ぶり対面交流復活

岡崎城で記念撮影する大浜小と奥殿小の児童ら(大浜小学校提供)
大浜小学校の5・6年生16人と仲地みゆき校長ら26人が1月25日から28日までの3泊4日の日程で、愛知県岡崎市を訪れ、姉妹校の奥殿小学校と交流学習を行った。互いに訪問し合う両校の交流は2011年度から3年に1度となっているが、前回20年度の奥殿小学校が来校が新型コロナウイルスで中止となっていたため6年ぶりの対面交流となった。
大浜小の児童らは中部国際空港に到着した瞬間から「うわぁ、息が白~い」と歓声を上げ、気温の違いや街並み、高い山々など石垣島との違いに驚きの連続。奥殿小の児童、教職員、保護者、交流に関係する人たちの盛大な歓迎とおもてなしの心に感動の連続だった。
奥殿小での歓迎会では、奥殿小の全児童が大浜小の校歌を大きな声で歌い、高学年が勇ましいエイサーを披露。早く仲良くなろうとさまざまなゲームやレクも行った。学校外ではスキー体験、市内観光、市長訪問、音楽鑑賞会など多くの場面で大浜小の児童らは関係者の「まごころ」に接した。
奥殿小学校にもまごころの碑「ランドセル」があり、戦時中に大浜集落の人たちから受けた「まごころ」への恩返しとして1964年から始まった交流の絆が脈々と受け継がれていることを実感した。
本部藍琉さん(6年)は「いろんな方々に歓迎していただき、うれしかった」と感想。仲地校長は「両校の子どもたちが、これからも温かなまごころを大切にし、縁あって生まれたこの絆を受け継いでいくことを」と願った。
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